開発ノートを更新。
Direct3D 8の非互換性緩和レイヤーです。Windows 10で行われたDirect3D 8の破壊的変更を、Direct3D 8を用いて作られた東方Projectのゲームを遊ぶのに必要な分だけ緩和します。
注意: そうは言っても通常プレイの範疇外なので、節度を守って使ったり、本プログラムの使用を明記したりすることをおすすめします。また、本プログラムを適用した上で発生した問題を元のゲームの作者に報告するのは避けた方がよいでしょう。
現在は主に、フルスクリーンモードの東方紅魔郷がWindows 10で高速化する問題を緩和する効能があります。
本プログラムは特定のゲームに依存しない汎用的なものです。特定のゲームの中身に関するコードは含まれていません。
MIT License。詳細はLICENSE.txtを参照のこと。
環境によっては必要なプログラムが足りず起動に失敗することがあります。その場合はVisual Studio 2019 用 Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージ (x86)をインストールしてみてください。 https://support.microsoft.com/ja-jp/help/2977003/the-latest-supported-visual-c-downloads
thd3d8mitigationcustom.exeで設定できます。設定は独自の設定ファイルに保存されます。また、thd3d8mitigationをインストールした状態でゲームを起動すると、設定ファイルが無い場合は自動で設定ファイルが生成されます。
設定ファイルの場所は該当ゲームの設定ファイルと同じフォルダーにあるthd3d8mitigationcfg.iniです。
(正確には、該当ゲームと同様に実行ファイルと同じフォルダーにある設定ファイルの使用を試みます。しかし、Windows Vista以降かつ該当ゲームがC:\Program Files (x86)\配下やC:\Program Files\配下などにインストールされている場合、UACの仮想化という機能によりVirtualStoreフォルダー(大抵はC:\Users\「ユーザー名」\AppData\Local\VirtualStore\)配下のファイルを使用します。)
メモ帳などで設定ファイルを直接開いて、設定を確認および変更することもできます。
主に、東方紅魔郷がWindows 10で高速化する問題を緩和するためのオプションです。初期設定はautoです。フルスクリーンモード下での表示処理について、元来は待機処理を行う箇所で行う追加の待機処理を設定します。
垂直同期信号が60Hzより高い環境では、最初に東方紅魔郷の「強制的に60フレームにする」設定を有効にすることをおすすめします。
thd3d8mitigationcustom.exeのウインドウタイトルに表示されます。また、ゲームの起動時に、該当ゲームの設定ファイルと同じフォルダーに生成されたthd3d8mitigationlog.txtに記録されます。
作者のシューティング力が不足しているため、HardとLunaticでの動作確認は全く取れていません。